ノルウェー南の島でのコンサート
- Aug 11, 2015
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Updated: 9 hours ago

(2015年8月11日の再掲)
毎年恒例のディナンの講習会から戻ってきました。今年の夏の移動もこれで一段落です。
ベルギー南東部で一週間、その後二日ほど空けてノルウェーで一週間。帰ってきてから12時間以内にディナンへ移動という、なかなかの移動スケジュールでした。
一番恋しかったのは……やっぱりお醤油でしょうか。そういえば前回ノルウェーに行ったときは、おせんべいの袋を持参していました。こういう工夫が必要ですね。
今日からは家で洗濯物の山との闘いです。
ノルウェー南端の街マンダル
今回はノルウェー南部のクリスチャンサンからさらに南、最南端の街マンダルに滞在しました。そこから車で2時間ほどの島で、アンサンブル 4TEMPI のコンサートです。
クリスチャンサンに着陸する前、上空から見えるのは大小たくさんの島々。家が三軒ほどしかない小さな島もあり、この地域には多くの島が点在しているようです。
小さな島への渡し船
島へは車ごと乗れる小さな渡し船で5分ほど。大きな橋があるわけではないので、住民もそれほど多くないそうです。
ゆっくりと車を運ぶだけの船ですが、往復で20ユーロほど。
地元の城ヶ島大橋が100円だと考えると、さすが物価の高いノルウェーです。
島には別荘も多く、とても素敵な家が並んでいました。 主催者の関係者の中には、つい最近日本に行っていた方もいて、さらにお客さんの中には京都に住んでいた方もいました。ノルウェーで日本の話題になることが意外と多く、「ノルウェーでの日本ヒット率高いなぁ」と感じます。

小さな島のパーティー
コンサートの後は、メンバーの結婚5周年パーティーに招待されました。
彼女の両親が所有している別荘が、小さな島のひとつにあり、その島には家が3軒だけ。
昔はこうした小さな島にも人が住み、そこから船で学校や仕事に通っていたそうです。
冬は海が凍り、ボートでの移動が難しくなるため、現在は主に別荘として使われているとのこと。
島の自然トイレ
家はモダンでとても素敵なのですが、お手洗いは昔ながらの ボットン式トイレ。
しかも洋式のボットン。初めてみました。
用を足したあと、水の代わりに土をさらさらとかけます。やがて肥料になり、その肥料でトマトなどを育てるのだそうです。湿度が低いせいか臭いも気にならず、ハエもほとんどいないので、思ったより快適な自然トイレでした。

世間から離れた2日間
三浦三崎出身の私が言うのもなんですが、私はどちらかというと街の人間。
完全に世間から離れた自然の中で過ごしたいと普段あまり思わないのですが、今回はそういう環境で2日間過ごしました。
パーティーの人たちと話したり、輪投げやゲームをしたり、散歩したり、練習したり。
景色は本当に素晴らしく、こういう場所で作曲や執筆をしたら素敵だろうなと思いながら、ディナン講習会のための楽譜を書いていました。
ただし…Wifiがない
とはいえ、私には 3泊が限度かな。
特にWi-Fiも携帯の電波もない環境だと、限界が来るのが早いという悲しい習性。
ヨーロッパではこういう場所で1週間、2週間とヴァカンスを過ごす人が多いようですが……
私には無理かもしれません。
大自然でも Wi-Fiさえあれば長くいられる気がします。
東京のような大都会でもなく、孤島でも森の中でもなく、
太陽と風と緑があって、お店もあって、通信環境もある。
そんな 適度な街が好きです。

ノルウェーの時間の流れ
ノルウェーでは夕食が早く、4時頃には帰宅して5時には夕食という生活。
仕事はベルギーよりずっときっちりしている印象ですが、同時に家族の時間もとても大切にしています。
モダンな家に住みながら、夏は自然トイレのある島で過ごす。
自然の力が強い環境のせいか、スカンジナビアの国々は大陸ヨーロッパとは時間の流れ方や感覚が少し違うように感じます。
ノルウェー最南端でも、ブリュッセルより日の入りは30分ほど遅いそうです。
夜11時を過ぎてもまだ明るく、日の出は朝5時。
壮大な景色でしたが、携帯の写真ではなかなか伝えきれませんね。




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