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ブリュッセル郊外で篠笛アンサンブルのコンサート

今年1月、篠笛アンサンブル Mitsuno Bamboo によるコンサートがブリュッセル郊外でありました。このアンサンブルは2年前に、以前篠笛の講習会に参加した、フルート奏者の Miriamと、バロックフルート奏者高橋いつみさんとともに結成しました。いつみさんは、産休なのもあり、このコンサートでは、若い頃に篠笛を演奏していて、今ブリュッセルで古楽器を勉強中の桑迫ちあもさんと一緒に演奏しました。


Mitsunobamboo
Mitsunobamboo

篠笛アンサンブルは、伝統的な編成というわけではありません。戦後にさまざまな和楽器の組み合わせのために多くの作曲家が新しい作品を書き始めました。その際に尺八のアンサンブルはそこそこ発展して、それなりの数の作品がありますが、篠笛の方は今でも珍しいと思います。なぜかという独自の見解もありますが、それは後日。


技術的には、音程を合わせるのも至難の業ですし、中々一筋縄で行かないアンサンブルですが、篠笛には色々な高さの笛があるので、組み合わせることで、非常に独特な響きが生まれ、日本音楽に限らず、西洋音楽、音楽全般に、珍しい音色やテクスチュアを作り出すことが出来る様に思い、新しい音の可能性を探ることと、伝統とのつながりを大切にすることという二つの方向を大切にしています。 レパートリーには、このような編成のために書かれた現代作品だけでなく、日本の民謡や親しまれている歌をこの編成のためにアレンジしたものも含まれています。私は自分の生徒のために、民謡だけでなく比較的新しい歌なども篠笛アンサンブル用に編曲しているので、その作品をこのアンサンブルで演奏したりもします。こちらの生徒は日本の伝統曲や民謡を演奏したがり、日本人の生徒はJ-POPや歌謡曲をやりたいことが多いです。こちらの人はそういえばゲーム音楽は知っている人が多いですね。


ワールドミュージックの分野で演奏することが多いので、作品のジャンルは割と自由です。個人的には、作曲家の人に何か書いて欲しい気もしますが、もう少しアンサンブルとしての技術が上がってからかなと思ってます。


篠笛アンサンブルのみで演奏する場合もあれば、私が箏を少し弾けるので(生徒のために伴奏している)箏を入れたり、ノリのいいお祭り音楽で太鼓をたたいたりしています。他に、フルートと日本の笛を組み合わせた演目もあり、これはフルートが和の笛にも聞こえてきますし(ちょっと吹き方には工夫が必要ですが)、こちらの人にも親しみのある楽器が、ちょっと違った雰囲気を醸し出してるのが楽しいと感じてもらえるようです


ゲネプロ
ゲネプロ


今回の Meise でのコンサートでは、着物の着付けのデモンストレーションも行いました。これは、着物を着る際の手順や構成について説明しながら、日本文化の一つの側面を紹介する機会となりました。



 着付けデモ
着付けデモ



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