Méridien 4° フルートオーケストラ

🇯🇵9月はフルートオケのMéridien４で二つコンサートがありました。エンギャンではチェリスト ポリーヌ・ランベールさん、そしてルーヴァン＝ラ＝ヌーヴの Festival Musiq’3（ラジオ局） ではツィンバロン奏者 アレクサンドラ・ジェニセニアさんがソリストでした。

日本に滞在していたとき、地元の横浜のフルートオーケストラに参加したいと思っていたのですが、残念ながらコロナ禍になってしまったので、フルート奏者が一堂に会することは不可能になってしまいました。それでも帰ってくる直前に１回だけは演奏できたのですが、たくさんのフルーティストに出会いたいなという希望は絶たれました。。。

私の知る限り、ベルギーにはフルートオーケストラというものが存在していませんでした。昔からのフルート奏者の友人が《Méridien 4°》を立ち上げてくれ、私もそのプロジェクトに参加する機会を得られたので、求めよさらば与えられんを実感しています。

特殊管に興味があるので、コントラバス・フルートをやりたいなと思うようになりました。

この楽器は音を出すのがとても難しいのですが、一度深くて大地の声のような、瞑想的な響きを得られるようになると、自分がまるでチベットの僧侶になったような気持ちになります。低音の奏者の視点から音楽を作るということも、普段高音旋律ばかり吹いているので、新しい体験で勉強になります。 私の PVC製コントラバスフルート（製作：ピエール・クロンさん）は、演奏会のたびに多くの方が興味津々で近くまで見に来ます。休憩中や終演後によく質問されるので、観客の皆さんと温かく楽しい交流ができるひとときでもあります。

Made in Asia 2025 🇧🇪🇬🇧🇯🇵⇒