ポーランド・日本友好100周年記念イベント@ヴロツワフ
- Sep 15, 2019
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2019年09月19日(木) (再掲)

少し話が前後しますが、ディナンでの講習会、チューリッヒでのコンサートのあと、日本・ポーランド友好100周年記念イベントに招待していただき、ポーランドのヴロツワフへ行ってきました。
私はオープニングコンサートに出演し、ベルリン在住の箏奏者・竹山りつこさんとご一緒させていただきました。
日本からも箏、尺八、三味線、地唄舞など、多くの演奏家の方々が参加されていました。
以前ブリュッセルにいらした尺八奏者・小濵明人さんの師匠である石川利光先生や、箏奏者の日吉章吾さんともお会いすることができました。日吉さんは、パリの高橋雅芳さんともお知り合いとのこと。
今年の夏は本当にたくさんの出会いに恵まれていますが、このイベントでも素敵なご縁をいただきました。
今回のプログラムはなかなか振り幅の広い内容でした。 福島和夫作曲《冥》、尺八古典本曲《鶴の巣籠もり》のフルート版、David Loeb作曲《散夢》といった比較的シリアスな作品を演奏。
その一方で、主催者の方から
「ぜひポーランドの歌も演奏してほしい」
というリクエストをいただいていたので、ポーランドで親しまれている歌曲も取り上げました。
……演奏だけでなく、なぜか歌いました。
伴奏はコード進行を箏用にアレンジしたシンプルなもの。
せっかくポーランドの歌を演奏するなら何かもう一工夫したいと思い、
「どうせならポーランド語で歌ってみよう!」
ということになりました。
ところが、ポーランド語はなかなか手強い言語です。子音が多く、地名や人名ですら覚えるのに一苦労。果たしてそれらしい発音になるのかどうかも怪しい状態でしたが、Google翻訳で発音を確認し、音源を聴きながら練習しました。
本番は、
「盛り上がるか、それとも失笑が起こるか」
という少々スリリングな挑戦でしたが、結果として、発音がどれだけ正しかったかは分かりませんが、会場の皆さんにはとても喜んでいただけました。
りつこさんの箏演奏は華やかで煌びやかでしたが、私の担当した曲はフルートでも篠笛でも比較的内省的な作品が多め。
その分、後半に向けて会場の雰囲気がどんどん温まっていくのを感じることができました。
翌日の土曜日にはワークショップも開催されました。
各種日本楽器の体験に加え、生け花、着付け、書道、江戸文字など、日本文化に関するワークショップが同時開催。
「日本でも、これだけ一度に集まる機会はなかなかないのでは?」
と思うほど充実した内容でした。
篠笛のワークショップには、熱心にメモを取りながら参加してくださる方々もいて、とても印象的でした。
海外で篠笛を紹介する機会が増えていることもあり、日本にいる間に楽器製作のことや歴史、地域ごとの違いなど、もっと勉強していきたいと改めて感じました。
また、地唄舞や箏曲、尺八古典本曲、三曲合奏などのコンサートも行われ、多くのお客様が熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
他の出演者の方もおっしゃっていましたが、日本に住んでいても、これほど多くの伝統音楽や伝統芸能を一度に体験できる機会はそう多くありません。世界には日本文化を愛し、学び、支えてくださる方々が本当にたくさんいるのだと実感しました。
もちろん、日本文化だけが特別に優れているなどという考えは全くありません。それでも、こうして世界中の人々に愛される文化を、自分自身の文化として受け継いでいることは、とても幸せなことだと思います。
今回もまた、多くの出会いと学びに恵まれた、忘れられない時間となりました。









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